アジャイルジェイピーのKと申します。
お盆休みも終わり、長く暑さの続く夏もさすがに折り返しを過ぎているだろうと信じたいところです。
かれこれ6月ぐらいから2ヶ月ぐらい夏を過ごしてる感覚でいるのですが、
7月の前半あたりの時点であることに気づきました。
「こんなに太陽の光が強くて外がうだるような暑さなのにセミが鳴いてない」
ひと昔前は、セミが鳴き始めて、ああ本格的に夏が来たなあと感じていたはずです。
こういった違和感を感じることって人間の感覚として大事だなと改めて感じます。
みなさんはこういった「違和感」や、転じていろんな物事に対する「疑問」を普段から持つことはできていますでしょうか?
世の中に様々な情報があふれるようになって久しく、
「人にそう言われたから」
とか
「ネットにそう書いてたから」
とか
「生成AIに聞いたらそう出てきたから」
と目の前の情報が鵜呑みにされて物事が進んで行ってしまうケースが多分にしてあるように思います。
そうなると物事の本質に触れる機会が失われてしまい、
せっかく限りある人生の時間を使って経験したことから得られるはずのものが得られず、
なんとまあもったいないことかと嘆かずにはいられません。
特にAIにフォーカスしてもう一歩踏み込んでおきますと、
そもそもAIとは「コンピュータに人間の知能のような学習、推論、問題解決などの能力を持たせる技術」であり、
人間がそういった能力をAIに持たせてやることが前提なのです。
つまり、AIを利用する人間自身が学習、推論、問題解決の能力を持ち合わせていないと、AIもその真価を発揮できないわけです。
その学習、推論、問題解決の能力は、やはり日々の違和感や疑問から紡がれていってたどり着く「本質の理解」がその礎になってゆきます。
日々身の周りで起こることや生活、趣味、仕事、勉強で関わるような内容・情報は、
その表面的なことだけはなくて、その本質もよくよく見てみれば興味深くて面白い要素であふれています。
大げさかもしれませんが、違和感ひとつで見える世界が大きく変わるので、
ぜひみなさんそれぞれの違和感を大事にして人生を楽しみましょう。

天気も景色もめちゃくちゃいいんですが、
ここまで暑いともうちょっと雲が出ててもいいと思っちゃいますね。。。