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アジャイルジェイピーのKと申します。
今回は、ITエンジニアに求められる【技術】についてひとつ筆を取ろうと思います。
ITエンジニアを日本語にすると「技術者」と捉えるのが一般的です。
では、何の技術を持っていればITエンジニアとして仕事ができるでしょうか?
プログラムを書けること?
ユーザが操作しやすい画面をデザインして作れること?
PCやスマートフォン、タブレットなどの端末やソフトウェアに詳しいこと?
はい、それらもITエンジニアが持っている技術として挙げることができるでしょう。
でもそれだけではITエンジニアとして求められる仕事をやりきることはできません。
では、これまで自分自身が何の技術を持ってITエンジニアの仕事を全うしてきたかを真剣に振り返ってみました。
そうすると、少しざっくりしていますが、次に挙げることを考え、捉え、整理し、明確にする「技術」が常に不可欠でした。
① 何を作ればよいか?
② どういった目的でそれを作るのか? つまり、何を達成・解決したいのか?
③ 作ったものは誰がどのように使うのか?
いわゆる上流工程と称される、ヒアリング~要件定義~設計の各工程においては、特にこの「技術」を駆使することになりますが、
プログラムを作る、作ったプログラムをテストする、といった工程でも、この「技術」なしでは仕事を進めるのは困難です。
となると、「エンジニアに求められる技術」というのは、つまるところ「国語力、想像力、思考力」に行き着くのではないかと思い至りました。
・①~③を明確にすべく、お客様や上司・同僚に聞く、自分で様々な資料を読むためには、「国語力」が必要。
・また、今はまだないものを作ってお客様に提供するのですが、そのよりよい「今はないもの」を考え出すには、「想像力」が必要。
・そうやって考え出した「今はないもの」を具現化するためには、何をどうやって完成まで導くかを組み立てていく「思考力」が必要。
世の中のトレンドや扱われる端末やソフトウェアが変わっていけど、このエンジニアとしての「技術」は普遍的なものとしてあり続けるはずです。
そして、この普遍的な「技術」を駆使して、世の中の物事を一つでも良くする仕事を、画面の前のあなたとできる日を心待ちにしています。
最後に。
技術も大事、仕事も大事ですが、プライベート大事です。世に言うメリハリというやつです。
筆者はもっぱら野球観戦に勤しむのですが、昨シーズンのチケット並べたら計22試合!
世の中にはタイパなんて言葉が出てきましたが、タイムを削ることだけがタイパではありません。
メリハリつけて日々のパフォーマンスが上がれば、タイパ、上げれます。